私が復縁に失敗した体験談

割り切った関係は結局は別れを招き復縁失敗

私が大学生の頃付き合っていた彼S君との話です。

田舎から出てきて都内の短大に通っていた私は、友達の紹介で彼S君に出会いました。
S君は、同じ大学ではなかったので、当時は時間を作ってはよく二人で遊びに出掛けたものでした。

私は寮生だったので、一人暮らしをしていたS君の家によくお泊りしていました。
私が大学への編入を終え、一人暮らしを始めようとしている時でした。
その頃、家庭の事情で一人暮らしを止め実家から大学に通っていたS君が、実家の近くでアルバイトを始めました。

私へのクリスマスプレゼントを買う資金を貯めたいと、始めたアルバイトでしたが、次第に連絡がとれなくなりました。

当時は、メールでのやり取りが中心だったので、思うように気持ちが伝えられずにいました。

思い切って問い詰めたところ、S君に好きな人が出来た事を知らされ、別れを決意しました。
話を聞くと、アルバイト先の人妻でもう体の関係もあるとの事。
ショックでしたが、私は二人を応援する形で終わりました。

それから数カ月、S君とはたまにメールで連絡をとるくらいでした。
その後の状況など、友達関係が続きました。

けれど、S君は結局その人妻とはうまくいかず、もう一度私と付き合いたいということで、また付き合うことになりました。

私の中で、S君との付き合いはその程度だと割り切っていたから、また付き合えたのだと思います。

大学卒業後、1年間は遠距離恋愛を続けましたが、結局はお互いが一緒の道を選ぶことが出来ずに別れることになりました。

未練の先に復縁失敗

私は現在30代前半の男性です。

私の体験談は高校生の時に遡ります。

その当時、私は通信制の学生生活を送っていました。

学校へは週一回程度しか行かないのですが、それでも友達と楽しく過ごしていました。

彼女との出会いは私の友達が開いたカラオケ合コンでの出会いでした。

ありきたりな状況だけど、ドラマみたいな展開があるのだなってこの時は思っていませんでした。

合コンも終盤が近づいたころ、彼女から私に話をかけてきてくれました。

あまり大した話しもせずメールアドレスを交換しただけで合コンは終わりました。

翌日、彼女から連絡があり近いうち会いたいとのこと。

私は純粋に嬉しい気持ちになった反面、何か裏があるのかな?と疑いもありましたが考えていても仕方がないので会うことにしました。

普通にデパートで買い物をしたり飲食店でご飯を食べたり。

ふとした時に私は思いました。

「この子は私の事が好きなのかな?」と。

私は彼女に対して少なからず好きな気持ちが芽生えていました。

優しくてよく笑う女性だからそう感じました。

帰り際、勇気を出して彼女に聞いてみました。

「私は○○(彼女)のことが好き。

○○(彼女)は」。

彼女は「私も好き」と言ってくれたので付き合うこととなりました。

それから半年ほど過ぎたある日、彼女の行動に違和感を感じたり何かを隠しているような気がしてきました。

ハッキリさせたいので彼女に「何かあった?」と聞いてみました。

すると彼女は「好きな人ができた」と言ってきました。

一瞬イラっとなりましたが、彼女は少し涙を浮かべていたので怒らずに「その人と付き合いたいの?」と聞いたら「・・・・・うん、」と答えたのでその日を境に私と彼女は別れることとなりました。

 数か月過ぎても私の中で彼女への気持ちはまだ残っていました。

未練があるってこういうことをいうんだなって。

試しに彼女にメールを送ってみることにしました。

もしかしたら新しい彼氏と別れているかもしれないという期待を持ちながら。

ですが送信エラーで送ることはできませんでした。

かと言って電話する勇気はなくモヤモヤしたまま終わってしまいました。

彼女にとって私には惹かれるものがなく一時の感情だったのかなって思い、あまり気にしないようにしました。

 ある日、友達と出かけているときにどこにでもいるようなカップルを見かけました。

その時、何故か思いました。

あの時の彼女は今、こうして笑っているのかなって。

私でなくても彼女が笑顔になる理由がそこにあるのならそれで良いのかなって。

 相手の事が好き。

でもそれは共に過ごせる未来とは限らない。

別々の道へ進むことになるかもしれない。

それでも彼女が笑顔で過ごしていられるならそれでも良いのかなって思える自分もいます。

自分が幸せになることを考えるよりも誰かの為に思えること、できることがあったほうが幸せなのかなと思ったりしました。

自分が楽しいと思ってもそれは自己満足で終わり切なさが後からきたりもします。

誰かを思っているとそうもならなかったり。

誰かを思うと考え方が変わったりもするものだと思いました。

それが生きる理由になれたら尚更力にもなるのでしょう。